JRA女性騎手の第一人者・藤田菜七子(26=根本)が17日の中山12Rで、今年の初勝利(
JRA通算161勝目)を挙げた。自厩舎で5番人気の
ヨリノサファイヤに騎乗した藤田は、道中2番手で流れに乗り4角先頭の積極策。直線早めに仕掛けると後続に8馬身差をつける圧勝劇を演じた。
藤田は「馬の状態が良いのは感じていたので自信を持って乗りました。ゲートをポンと出ていい位置で、リズム良く運んでくれました。最後も余裕がありました」と笑顔を見せた。レース後には
サインを求める長蛇の列がウイナーズサークルにできた。
今年81戦目での初勝利に「凄く時間が掛かってしまった。なかなか勝てず苦しかったですが、たくさん乗せていただいたこともあって、こうして勝てて良かったです。これからもっと勝っていけるよう頑張りたいです」と気を引き締めていた。
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