勝手知ったる馬で、得意のレースに参戦だ。
横山典弘騎手が
マテンロウレオ(牡5、栗東・
昆貢厩舎)で、
日経賞(4歳上・GII・芝2500m)の4年ぶり6勝目を狙う。
横山典弘騎手はこれまで
日経賞に29回参戦。92年に「盟友」
メジロライアンで初制覇。その後も95年に
インターライナー、97年に
ローゼンカバリー、99年に
セイウンスカイ、06年に
リンカーン、20年に
ミッキースワローで制し、史上最多の6勝を挙げている。
今年のパートナーは
マテンロウレオだ。過去17戦のうち、15戦で騎乗。一昨年には
きさらぎ賞を制し、
皐月賞(12着)や
日本ダービー(13着)にも出走した。昨春以降は馬券圏外が続くが、
大阪杯で4着、
天皇賞(春)で5着に健闘。前々走の
中山金杯では度重なる不利がありながら0秒4差の7着だから、決して衰えはない。成長力のある
ハーツクライ産駒なので、今年が
ピークの可能性まであるだろう。
2月に56歳となった東のレジェンドは、中山の重賞で史上最多の79勝を挙げている。今年も
京成杯を
ダノンデサイル、
中山記念を
マテンロウスカイで制するなど絶好調。ここでもパートナーを復活勝利に導いてほしい。