◆ドバイ・ターフ・G1(3月30日、ドバイ・メイダン競馬場・芝1800メートル)追い切り=20日、栗東トレセン
昨年の
有馬記念を制した
ドウデュース(牡5歳、栗東・
友道康夫厩舎、
父ハーツクライ)が、国内最終追い切りを終えた。CWコースをキャンターで半周してから坂路へ。馬なりだったが、抜群の手応えでぐいぐいと推進した。53秒0―12秒0をマーク。友道調教師は「馬なりで無理せず。追い切ってから前向きさが出て、体が
フィットしてきた」とうなずいた。
昨年のドバイ・ターフは左前肢ハ行のため、直前で無念の出走取消。約7か月の休養を経て実戦復帰し、
天皇賞・秋(7着)、
ジャパンC(4着)、
有馬記念と秋古馬3冠を皆勤した。友道調教師は「夏に北海道から帰ってきてから、1回も心配になるようなことがなかった。競馬のダメージもない」と万全を強調。昨年のリベンジを果たすときが、着々と近付いている。
スポーツ報知