◆クルゼイロドスル(22日・森田)

　次週のダービー卿CT(30日・中山、芝1600m)で重賞に挑戦するクルゼイロドスル(牡4歳、栗東・高橋忠)の1週前追い切りが栗東坂路で行われ、4F53秒2-12秒9のタイムで軽快な動きを披露した。「前走後はダメージを取るために1週間ほど厩舎に置き、その後は放牧に出した。すると、いつも立ち上げに時間のかかる馬が、今回は何の問題もなく順調にここまで来られたからね。前走以上の状態」と師は出来の良さに太鼓判を押してくれた。折り合いが難しいタイプで、流れが速くなるのは歓迎。素質的に一発があっても不思議はない。

◆シャマル(22日・矢野)

　黒船賞(26日・高知、ダート1400m)で連覇を狙うシャマル(牡6歳、栗東・松下)は22日、川須騎手を背に栗東坂路で4F53秒9-39秒5-12秒3をマークした。「ジョッキーが乗って馬なりで。休み明けを2度使っているから時計的にも予定通りですね」と師。体調面の不安はないだけに、今後に向けて賞金を加算しておきたいところだ。

◆ニシノスーベニア(22日・森元)

　ダービー卿CT(30日・中山、芝1600m)を予定しているニシノスーベニア(牡5歳、美浦・上原博)が、美浦Wで1週前追いを行った。タイムは5F64秒7-11秒7(一杯)。4角からステッキが入るかなり意欲的な内容で、このひと追いでグンと上向いてきそうだ。

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提供：デイリースポーツ