23日の阪神8Rで、5番人気の
リジン(牡5歳、栗東・宮本)が、最後の直線で激しい追い比べを制し、浦和からのJRA転入初戦を白星で飾った。所有するのはプロ野球・千葉ロッテマリーンズの吉井理人監督。
リジンは父・
ストロングリターン、母・
フォーシームの牡馬で、母の
フォーシームも吉井監督の所有馬だった。吉井監督は午後2時からバンテ
リンドームナゴヤで中日とのオープン戦があったため、愛馬の歓喜の瞬間には立ち会えなかった。
ちなみに
リジンの馬名の由来は「アミノ酸の一種」とされているが、ネット上では吉井監督の名前の「理人(まさと)」を音読みで「りじん」と読めることから付けたのではと話題になっている。
◆野球界の馬主 最も成功しているのは大魔神こと佐々木主浩氏。2006年に馬主デビュー。
ヴィルシーナ、
シュヴァルグラン、
ヴィブロスと3頭のGI馬を所有するなど、驚異的な成績を残す。
DeNAの三浦大輔監督も
トレードマークの「リーゼント」を冠名に
リーゼントロック、
リーゼントブルースなど複数頭を所有。現役選手ながら、ソフトバンクの柳田悠岐は、昨年の競争馬セールで購入した3頭が今夏にもデビューを予定する。
その他、元中日の山本昌氏は
一口馬主として
皐月賞馬
アルアイン、ダービー馬
シャフリヤールを所有。また、日本ハムの新庄剛志監督は地方・船橋競馬で40戦4勝の成績を残した
タノシンジョイを所有していた。
提供:デイリースポーツ