◆第72回
日経賞・G2(3月23日、中山・芝2500メートル、良)
1着馬に
天皇賞・春(4月28日、京都)の優先出走権が与えられるG2は10頭立てで争われ、4番人気で
鮫島克駿騎手騎乗の
シュトルーヴェ(セン5歳、美浦・
堀宣行厩舎、
父キングカメハメハ)がゴール前の激戦を鋭く伸びて制し、重賞初挑戦Vを決めた。前走の
ジャパンカップ2023年ロンジンワールドベストレース受賞記念(3勝クラス)を勝ち上がってオープン入りしたばかりだった。勝ち時計は、2分31秒4。
半馬身差の2着は2番人気の
クロミナンス(
戸崎圭太騎手)、3着は3番人気の
マイネルウィルトス(
横山武史騎手)だった。
昆貢調教師(
マテンロウレオ=4着)「逃げるとは思っていたけど、(1周目の)正面の歓声でかみだして、落ち着いたと思ったら1コーナーで外に張るような感じで、抑えたらまたかんで、この馬は難しい。(最後は)完全にばてているわけではない。本当に気性が難しい。こういう競馬が次に生きてくれればいいけど、課題が残った内容だった」
丹内祐次騎手(
アドマイヤハレー=6着)「集中力が途切れる前に動いていきました。最後までしぶとく頑張ってくれています」
石川裕紀人騎手(
ヒートオンビート=7着)「いつもと違う競馬で、そのぶん集中するのに難しいところがあった。周りに馬がいた方がしっかり走れます」
津村明秀騎手(
サザンナイツ=8着)「このメンバーでよく頑張っていました」
大野拓弥騎手(
ホウオウリアリティ=10着)「前半ハミをかんで、リズムを崩してしまいました」
スポーツ報知