阪神11Rの第71回毎日杯(3歳GIII・芝1800m)は5番人気メイショウタバル(坂井瑠星騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒0(重)。6馬身差の2着に1番人気ノーブルロジャー、さらにクビ差の3着に4番人気ベラジオボンドが入った。

メイショウタバルは栗東・石橋守厩舎の3歳牡馬で、父ゴールドシップ、母メイショウツバクロ(母の父フレンチデピュティ)。通算成績は5戦3勝。

レース後のコメント

1着　メイショウタバル(坂井瑠星騎手)
「過去のレースだったり、血統背景や今日の馬場傾向も見て、直線で(内の)1頭分のところを狙っていこうとレース前から考えていました。返し馬の感触もとても良かったですし、ペースは気にせずにこの馬のリズムで運べました。非常に強い内容だったと思いますし、(他馬に)来られたらまた頑張れそうな感じで、余裕すら感じる強さだったと思います。ゴールドシップ産駒ですからこういう馬場も好きなのだと思います。乗りやすい馬ですし、この強い相手にこれだけの着差をつけてくれましたし、今後も楽しみな馬だと思うので、また応援していただければと思います」

2着　ノーブルロジャー(川田将雅騎手)
「1800mでも良く我慢してくれました。この馬の今日出来る走りをしてくれたと思いますし、勝ち馬とは馬場適性の差が出たと思います」

3着　ベラジオボンド(岩田望来騎手)
「課題だったゲートもしっかり出てくれましたし、馬場の悪いなかでもしっかり走ってくれました。でも馬場は良い方がよりよいのではと思います。馬はしっかり走ってくれました。自信を持って次のレースに向かえます」

4着　ファーヴェント(松山弘平騎手)
「勝負どころでずぶさを見せてしまい、手応えほど最後、動き切れていない感じがします。馬場は何の問題もありませんでした」

5着　スマートワイス(武豊騎手)
「少しずつ幼い気性が直ってきた感じですが、まだもうひとつギアが入らない気がします」

6着　サトノシュトラーセ(藤岡康太騎手)
「前々で運ぶプランでスタートも出てくれました。初速から思ったよりスピードに乗り切れず、切り替えて内を選んでいきました。逃げた馬が残る展開でしたし、もっと前めのポジションを選択していれば結果が違ったと思います」

8着　ニュージーズ(C.ルメール騎手)
「休み明けで、こういう馬場で、すぐに疲れてしまいました。経験を積んで良い馬場で改めて、という感じです」

ラジオNIKKEI