ラストランの
高松宮記念で9着に敗れた
メイケイエール(牝6=武英、父
ミッキーアイル)は最終レース終了後、中京競馬場で引退式が行われた。多くのファンが見守る中、関係者が感謝を口にした。
全20戦中12戦で手綱を取った池添は「追い切りでもレースでも常に緊張感があって、安心してレースに臨むことはなかったですね。いい経験をさせてもらいました」と振り返り「最後にG1タイトルを取ってと思っていたので残念でしたが、
メイケイエールにとって次の馬生があるので無事に終わって良かったかなと思います」とコメント。さらに5戦でコンビを組んだ
武豊から預かってきたメッセージをサプ
ライズで届けた。「常に乗っている時は悩んでました。勝った時も負けた時もほっとする自分がいましたね」。管理した武英師は「4年間は一瞬でしたね。大変なことばっかりでしたけど良く頑張ってくれましたね」とねぎった。
引退式終了後はファンから“ありがとう”と拍手で見送られた
メイケイエール。今後は北海道安平町のノーザン
ファームで繁殖牝馬となる予定。
スポニチ