「ドバイWCデー諸競走」(30日、メイダン)
4日後に迫った
ドバイワールドカップデー。日本からも実力馬23頭が参戦するが、その中でも注目は2年連続で
ドバイターフ(30日・メイダン、芝1800メートル)に挑戦する
ドウデュース(牡5歳、栗東・友道)と
武豊騎手(55)=栗東・フリー=だ。昨年はレース直前に左前肢ハ行が発覚。ゲートインすらかなわなかった。リベンジに燃える今年のレース。昨年末の
有馬記念を制した最強のパートナーと再び世界に挑む。
出国1週前の追い切り(13日)には松島正昭オーナーが訪れた。
武豊を背に迫力満点の動きを披露した
ドウデュースを目で追い、「元気が何より。プロの人が“すごい動き”と言うんやから、いいんでしょう。本当に楽しみ。あとは無事に走ってくれたら」と笑顔をのぞかせた。
昨年の
ドバイターフは左前肢ハ行で取り消したが、
有馬記念で見事に復活V。感動の
グランプリレースを振り返り「武クンのすごさを感じましたよ。本当にうれしいね」とオーナーはうなずく。
海外初勝利が“
凱旋門賞再戦”の
パスポートになるだろうか。「それはドバイのあと、
宝塚記念を勝って“行こう”となったら、ね。そこからですよ。ジョッキーはそれを狙っていると思う。一個ずつがんばります」。ドバイ制覇は夢の実現への第一歩-。
武豊と愛馬の共演にオーナーも心躍らせる。
提供:デイリースポーツ