ドバイ国際競走の出走馬が27日、メイダン競馬場で最終追いを行った。
ドバイシーマクラシック(30日、芝2410メートル)に出走する
リバティアイランド(牝4=中内田、父
ドゥラメンテ)はメイダンの芝コース単走で川田を背にリズム良く駆け抜けた。
鞍上は「彼女自身が初めて芝コースに入って、周りの景色を確認しながら、それでも自分でしっかり進んで行きながらの追い切りでした。順調に回って来れました」と話した。
2歳女王として迎えた昨年は同世代の牝馬同士では敵なしとばかり、圧巻のパフォーマンスでG1勝利を積み上げてきた。ただ前走の
ジャパンCは
イクイノックスの4馬身差2着。川田は「
イクイノックスは日本史上一番強いと僕自身は思っているので、その馬に
トライできたという経験は非常に大きな財産となっています」と振り返り、敗戦を糧としてさらなる飛躍につながることを期待した。
シーマクラシックで一昨年の
シャフリヤール、昨年の
イクイノックスに続く日本調教馬3連覇なるか。「初めての海外遠征で無事に競馬を終えることが大事ですけど、彼女の走りを世界にお見せできたら」と静かに闘志を燃やしていた。
スポニチ