24年クラシック第1弾「第84回
桜花賞」の1週前追い切りが東西トレセンで行われ、昨年の
最優秀2歳牝馬に輝いた
アスコリピチェーノ(黒岩)はコンビを組む北村宏が栗東に駆け付けて感触を確かめた。CWコースで
大阪杯に出走する
ルージュエヴァイユを2馬身追走、直線で内から差を詰めると
ゴーサインにしっかり反応して併入。6F82秒2、ラスト1Fは11秒2の好時計だった。
鞍上は「直線に向いても慌てず、こちらのタイミングを待ってくれましたし良かったと思います」と
ジャッジ。
デビュー3連勝を飾った昨年12月の阪神JF以来となるが「前走時のいい体を維持している。いろんなところが徐々に良くなり、順調に成長していますね」と目を細めた。
前走に続き、直前での輸送リスクを減らすため栗東で調整。黒岩師は「2回目の栗東滞在もいい方向に転んで、いい調整ができていると思う」。万全の仕上げで挑むクラシック初戦。女王のタイトルは譲らない。
スポニチ