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大阪杯・G1」(31日、阪神)
昨年のダービー馬
タスティエーラは27日、ソフトな仕上げで最終調整を終えた。美浦Wの単走追いで6F84秒0-37秒5-11秒9をマーク。終始、楽な感じで余裕のある動きを見せた。2週前に3頭併せで6F80秒6、1週前も6F82秒2を記録しており、態勢は整っている。
堀師は「道中で余裕があるのか、耳が前を向いていて、他馬に気を取られて物見をしていた」と精神面での課題を挙げつつ、「オーバーワークを避けるため、八分程度でしまいを伸ばす微調整をした。調教後の馬体重は503キロで、体重に関しては増えていても問題はない。九分から九・五分くらいの状態に仕上がった」と説明した。
有馬記念6着からの巻き返しを狙う。
<調教診断>直前は単走で馬なりの内容となったが、軽快なフットワークで動きは良かった。2週前に6F80秒6-35秒1-10秒9を記録。今の美浦Wは時計が出やすい状態とはいえ、ラスト1Fの10秒台は目を引くもので、1週前も素軽い動きを見せた。万全とまではいかないが、力を出せる状態にある。
提供:デイリースポーツ