今度こそ負けられない。
桜花賞馬
マルセリーナの半弟となる
マルディランダ(牡4、美浦・
金成貴史厩舎)が、土曜中山8Rの4歳上2勝クラス(芝1600m)で3勝目を狙う。
マルディランダは父
イスラボニータ、
母マルバイユ、母の
父Marjuの血統。母は04年の仏G1
アスタルテ賞の勝ち馬。半姉の
マルセリーナは11年
桜花賞、13年
マーメイドSの覇者。半兄の
グランデッツァは11年
札幌2歳S、12年
スプリングS、15年
七夕賞と重賞を3勝している。
ここまで8戦2勝。デビューから3戦連続で2着と惜敗が続いたが、4戦目で初勝利。1勝クラスは2戦で卒業した。現級2戦はともに1番人気に支持されながら4着→2着。ただ、いずれのレースでもしっかりと脚を使えていた。とりわけ前走は後方から外を回し、勝ち馬とはコース取りの差が出ただけのクビ差2着。まさに負けて強しの内容だった。
スタートや折り合いに課題を抱える現状だが、いずれは上のクラスで戦える器。ここはきっちりと仕留めてほしい。