18年の
菊花賞で3着になるなど、芝の中長距離戦で長らく活躍した
ユーキャンスマイル(牡9、栗東・
友道康夫厩舎)が28日、
JRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬になる予定。
JRAが同日、ホームぺージで発表した。
同馬は
父キングカメハメハ、
母ムードインディゴ、母の
父ダンスインザダークの血統。22年に
愛知杯を制した
ルビーカサブランカが全妹にあたる。
17年11月に京都競馬場でデビューを迎え、翌年1月に通算3戦目で初勝利。続く
つばき賞、さらに同年8月の
阿賀野川特別で白星を挙げ、秋には
菊花賞でも3着に入った。
明け4歳初戦の
万葉Sで2着に入ると、以降は重賞レースにのみ出走。その中で、19年の
ダイヤモンドS、
新潟記念、20年の
阪神大賞典と3つのタイトルを手にした。8歳となり、大ベテランの域に入った昨年も、
新潟記念で2着と見せ場。ラストランとなった今年の
阪神大賞典まで、芝の中長距離戦線を長きに渡ってけん引した。通算成績は36戦6勝(うち重賞3勝)。
(
JRAのホームページより)