UAE・ドバイのメイダン競馬場で開催される
ドバイワールドカップデー。日本時間の30日(土)21時40分発走のドバイ
ゴールドカップを皮切りに、25時35分発走のドバイワールドCまで、7競走に計22頭の日本馬が参戦する。
うち
ドバイゴールデンシャヒーン、
ドバイターフ、
ドバイシーマクラシック、
ドバイワールドカップは日本でも馬券発売が実施される。土曜夜遅くの発走にはなるが、世界のホースマンが注目するビッグイ
ベントから目が離せない。
■純血アラブ種によるG1競走
日本時間20時30分はドバイカハイラクラシック(5歳上・純血アラブG1・ダ2000m)。中東や欧州ではまだまだ盛んな、アラブ種によるビッグレース。日本馬、日本の騎手の参戦はないが、馬場傾向をつかむためにもぜひチェックしておきたい。
■マイルの頂上決戦
日本時間21時5分はゴドルフィンマイル(南半球産3歳上、北半球産4歳上・首G2・ダ1600m)。残念ながら今年は日本馬の参戦はないが、サウジC3着の
サウジクラウン(
Saudi Crown)や、連覇を狙う
アイソレート(
Isolate)など好メンバーが集った。
■2マイルの長距離戦
日本時間21時40分はドバイ
ゴールドカップ(南半球産3歳上、北半球産4歳上・首G2・芝3200m)。22年に
ステイフーリッシュが制した一戦。今年は
リビアングラスと
アイアンバローズが挑む。ともに前走のレッド
シーターフHでは崩れてしまったが、斤量も減って巻き返しなるか。
■芝の電撃6ハロン重賞
日本時間22時15分はアル
クォーツス
プリント(3歳上・首G1・芝直1200m)。同時期に
高松宮記念があるため、これまで参戦した日本馬は少なく、22年
ラウダシオンの9着が最高だ。今年挑むのは世界各国を転戦中の
ジャスパークローネ。今度こそ悲願の
ビッグタイトルをつかむか。
■無敗制覇がかかる一戦
日本時間22時50分はUAEダービー(3歳・首G2・ダ1900m)。日本からは3頭が参戦するが、
フォーエバーヤングに注目したい。これまで4戦4勝。海外初挑戦となったサウジダービーでも、追走に苦しみながら、最後はきっちり差し切った。無傷の5連勝で米国遠征へとつなげたい。ほかにも
ブルーバードC3着の
バロンドール、
昇竜S2着の
ジョージテソーロが出走。
■悲願の日本馬初制覇へ
日本時間23時25分は
ドバイゴールデンシャヒーン(3歳上・首G1・ダ1200m)。数多くの日本馬がチャレンジしてきたが、勝利した馬はまだいない。今年はNAR
年度代表馬の
イグナイター、重賞4勝馬
リメイクのほか、
ドンフランキー、
ケイアイドリーの強力布陣でチャレンジ。地元勢と米国からの遠征馬を蹴散らし、今回こそ悲願達成なるか。
■8カ国から強豪集う
日本時間24時10分は
ドバイターフ(南半球産3歳上、北半球産4歳上・首G1・芝1800m)。4連覇がかかる
ロードノース(
Lord North)など、計8カ国から強豪が集った。日本馬は4頭。出走取消だった昨年の無念を晴らしたい
ドウデュース、
マイルCS覇者
ナミュール、昨年2着の
ダノンベルーガ、ベテラン横山典騎手が手綱を執る
マテンロウスカイが挑む。
■三冠牝馬が世界へ
日本時間25時ちょうどは
ドバイシーマクラシック(南半球産3歳上、北半球産4歳上・首G1・芝2410m)。三冠牝馬
リバティアイランドをはじめ、
有馬記念2着の
スターズオンアース、同4着の
ジャスティンパレス、同5着の
シャフリヤールが出走する。対するは
ディープインパクト産駒の
オーギュストロダン(Auguste Rodin)や、
香港ヴァーズ覇者
ジュンコ(
Junko)など。
■史上2頭目の連覇なるか
日本時間25時35分は
ドバイワールドカップ(南半球産3歳上、北半球産4歳上・首G1・ダ2000m)。1着賞金約10億円を争う、ダートにおける世界最高峰の舞台。
ウシュバテソーロが勝利すれば、レース史上2頭目の連覇となる。また、
BCクラシック2着などの実績持つ
デルマソトガケ、
東京大賞典の2着馬
ウィルソンテソーロ、同3着の
ドゥラエレーデも出走する。