30日、阪神競馬場10Rで行われた
仲春特別(4歳上・2勝クラス・芝1200m)で、5番人気
タツダイヤモンド(牡4、栗東・
鮫島一歩厩舎)が第1着となり、藤岡康太騎手(栗東・フリー)は史上58人目・現役27人目の
JRA通算800勝を達成した。
藤岡康太騎手は1988年生まれで、父は
藤岡健一調教師、兄は
藤岡佑介騎手。2009年の
NHKマイルCを制した
ジョーカプチーノや、昨年の
マイルCS覇者
ナミュールなどとのコンビで重賞25勝(中央22勝、地方3勝)を挙げている。
【藤岡康太騎手のコメント】
「あと1つということは分かっていたので、なんとかここで決めたいと思っていました。本当に数多くの騎乗依頼をいただいた上で、色んな関係者の方の、色んな思いに支えられて達成できた数字だと思っていますので、本当に嬉しく思います。
ナミュールでGIを勝たせていただいたことで、皆さんから注目していただけるきっかけになり、その上でいい流れで今年も年明けから乗れているかなと感じていますが、勢いのある後輩も数多く出てきていますし、もっともっとうまくなりたいという気持ちは持っています。
多くの方にお集まりいただき、本当にありがとうございます。明日もGIがありますし、天候にも恵まれていますので、ぜひ皆さん競馬場で競馬を楽しんでいってください。今日はありがとうございました」