「
大阪杯・G1」(31日、阪神)
2番人気の4歳馬
ベラジオオペラが好位から力強く伸び、G1初制覇を飾った。外から伸びた3番人気
ローシャムパークが首差の2着。さらに鼻差の3着は、内から伸びた11番人気の
ルージュエヴァイユだった。1番人気の
タスティエーラは11着に敗れた。勝ち時計は1分58秒2(良)。
殊勲の横山和は喜びを爆発。「この馬とは重賞を獲れていましたが、ダービーの悔しさを忘れられなくて、この馬とG1を勝ちたいと思っていました。最高にうれしいです。
ベラジオオペラ自体、すごく操縦性のいい馬。具合の良さも感じていたので、思い切って先行策を取りました」と満面の笑みを浮かべた。ラストは外から、内からラ
イバルが強襲したが、「ああいう形になると強い馬。結構馬には無理を言って動いてもらいましたが、よくしのいでくれましたね」と相棒の奮闘をたたえた。
この勝利で指揮官の上村師に初のG1タイトルをプレゼントした。「ずっとお世話になっている先生ですし、馬もそうですが、上村先生、厩舎スタッフに少しでも恩返しができて良かったです。まだ緩さも残る馬ですし、これから先どういう成長を見せてくれるか楽しみです」と今後のさらなる飛躍に期待していた。
提供:デイリースポーツ