「
ドバイターフ・UAE・G1」(30日、メイダン)
痛恨の出遅れだった。狂ったリズムは簡単に取り戻せず、
ドウデュースは5着に敗れた。日本の馬券発売では1番人気とファンの期待を集めたが、スムーズな競馬ができないままだった。
「残念ですね。スタートが遅く、動きづらいポジションで厳しいレースになってしまった。どこかで外に出したかったんだけど…。そのタイミングがなかった。状態が良かっただけに悔しい」。消化不良の一戦に
武豊は唇をかんだ。
昨年はレース前日の左前脚跛行(はこう)で出走取消。1年前の忘れ物を取り返すべく挑んだが、力を出し切れず。友道師は「終始、馬ごみで窮屈になり、リズム良く走れなかった。不完全燃焼ですね。距離はこれぐらいがちょうどいいですし、また頑張ります」と懸命に前を向いた。
提供:デイリースポーツ