◆第42回ニュージランドトロフィー(4月6日、中山・芝1600メートル=3着までに
NHKマイルC優先出走権)
デビッドテソーロは、前走で逃げ切ってオープン入り。初のブリンカー装着で結果を残した期待馬が本番への切符取りを狙う。
昨年11月にダートで初勝利を挙げ、その後4戦は高いポテンシャルを発揮できず足踏みが続き、前走で待望の2勝目。小手川調教師は「調教は動くし、
ウィルソンテソーロより上じゃないかと思っていたけど、メンタル面が邪魔していた」と先月30日のドバイ・ワールドCで4着に健闘した看板馬を引き合いに出し、期待の高さを表現した。
4戦連続で騎乗の原も「先生(小手川調教師)の提案でブリンカーを着けて良かったですね」と“新兵器”投入の効果を実感。オーナー、厩舎、鞍上が
ウィルソンテソーロと同じで、世界での貴重な経験を糧に初の
JRA重賞Vを狙う。
スポーツ報知