待望の復帰戦だ。
ゴールドシップ産駒の
マカオンドール(牡6、栗東・
今野貞一厩舎)が、土曜阪神10Rの大阪-ハンブルクC(4歳上・オープン・芝2600m)で11カ月ぶりにターフに帰ってくる。
マカオンドールは父
ゴールドシップ、
母ミリオンウィッシーズ、母の
父Darshaanの血統。母は仏で3勝。伯父の
バゴは04年の
凱旋門賞などG1を5勝した名馬で、種牡馬としては
クロノジェネシスや
ビッグウィークなど、多くの活躍馬を送り出している。また、叔父の
Maxiosは13年のイスパーン賞とムーランドロンシャン賞の覇者だ。
ここまで20戦4勝。2歳時に京都2歳Sで3着、3歳時に
京都新聞杯で3着と重賞で好走したが、クラシック出走には届かなかった。4歳時には格上挑戦の
万葉Sを制覇。長距離路線の惑星に浮上したが、その後は5戦して22年の
阪神大賞典の4着が最高着順。2度の長期休養もあり、2年以上も勝利から遠ざかっている。
今回は昨年5月の
メトロポリタンSで11着に敗れて以来、約11カ月ぶりの実戦となる。さすがにブランクは楽ではないが、このメンバーなら実績は上位。主戦の
松山弘平騎手とのタッグもプラスなので、アッと驚くポン駆けを期待したい。