◆第84回桜花賞・G1(4月7日、阪神・芝1600メートル)＝4月6日、栗東トレセン

　昨年の2歳女王アスコリピチェーノ(牝3歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダイワメジャー)は角馬場から坂路を駆け上がり、決戦前日の調整を終えた。後肢の踏み込みも力強く、久々でも仕上がりに問題はない。鈴木助手は「今朝も落ち着いていてよかったです。加減せずに調教ができましたし、不安は何もありません」と胸を張った。

　ここまで3戦3勝。マークされる立場になるが「晴れ、良馬場でやれるのはよかったです。スムーズに回ってきてくれれば。体も大きくなりました」と同助手。成長した姿を、桜が咲き誇る阪神競馬場で披露する。

スポーツ報知