G1・
皐月賞は14日、中山芝2000メートルで行われる。
47年
トキツカゼ、48年
ヒデヒカリ以来、76年ぶり史上3頭目の牝馬Vが懸かる
レガレイラが中心だ。前走
ホープフルSで牡馬を一蹴。4角10番手からメンバー最速の上がりで先行勢をなで切り、別格を印象づける勝ちっぷりだった。前哨戦で勢力図を塗り替えるような馬が出てきておらず、直行で本番に向かう同馬の優位は揺るがない。1週前追い切りではWコース5F66秒0〜1F10秒9と超抜の動きを披露しており、仕上がりも抜かりない。
粒ぞろいの牡馬は
ジャスティンミラノが逆転候補筆頭。
共同通信杯をデビュー2連勝で制し、本番に駒を進めてきた。経験値の面ではラ
イバルに劣るが末脚の持続力は一級品で、無敗での1冠突破に期待感を抱かせる逸材。
ホープフルSで
レガレイラの2着に敗れた
凱旋門賞馬の全弟
シンエンペラーは前走の
弥生賞も2着。奥が深い血統ならではの成長力で逆転を狙う。2歳王者
ジャンタルマンタルは距離延長が鍵だが、血統的には2000メートルも守備範囲だろう。
スポニチ