桜花賞を制した
ステレンボッシュ(牝3=国枝、父
エピファネイア)は一夜明けた8日、栗東の出張馬房で静養した。
担当の田村助手は「午後8時前ぐらいに戻ってきました。競馬で頑張ったので多少ソワソワしている感じですけど、カイ葉も全部食べてくれていますし、脚元も大丈夫なのでひと安心ですね」と笑みを浮かべる。
「天にも昇る気持ちですね。こんな日が来るんだと。涙が止まらなくなりましたし、モレイラ騎手が帰ってきた時はたまらなかったです」と感慨深げだった。9日に栗東を退厩する予定だ。
国枝厩舎は
アパパネ、
アーモンドアイに続く3度目の
桜花賞制覇。先輩馬2頭は牝馬3冠を達成し、
オークス(5月19日、東京芝2400メートル)での2冠制覇に期待がかかる。「状態を見ながら(出走を)決めるんでしょうけど、2冠のチャンスがあるのはこの子だけですからね。あまり気負わないでいつも通りやっていければ」と見据えた。
スポニチ