控えめな時計が順調さを物語る。
ジャスティンミラノは坂路単走で4F55秒3。右肩上がりのラップを刻み、騎乗した藤本助手の手綱が動かないままラスト1F12秒2で駆け上がった。3日の1週前追いがCWコース3頭併せで6F82秒5〜1F11秒1。負荷をかけて戦闘モードに入っており、友道厩舎らしく最終追いは息を整える程度。指揮官は「
テンションを上げたくないですし体は仕上がっていますので、負荷をかけ過ぎずにやりました。
リラックスして走れていました」と満足げに振り返った。
昨年11月のデビュー勝ちから2走目で
共同通信杯に臨み、2歳王者
ジャンタルマンタルを破って重賞V。前走後も「体重はそう変わらないですけど、つくべきところに筋肉がついて迫力のある体になっています」と目を細めた。昨年の
ソールオリエンスに続き、3戦無敗でクラシック制覇へ。「
皐月賞馬として次のダービーに向かいたい」と春2冠を意識できるほどに、陣営の期待は高まっている。
スポニチ