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アーリントンC・G3」(13日、阪神)
福永厩舎が満を持して重賞に初挑戦だ。ス
プリングS4着から臨む
チャンネルトンネルは10日、坂井を背に栗東坂路で
レッドダンルース(4歳1勝クラス)と併せ馬。終始馬なりだったが、4F53秒5-38秒5-12秒9をマークして併入。好調ぶりをアピールした。
見届けた福永師は「確認だけしてもらったけど、いい動きをしていた。足りないようなら少し伸ばしてと言ったけど、“反応も良かったのでやらなかった”というぐらいだったので。いい状態で使えるかなと思う」と満足そうに話した。
転厩して半月ほど。1週前には指揮官自らまたがり、「難しい面を出していたのは最初だけ。すぐに慣れた。乗った感じもいいし、力もあるので楽しみにしています」と好感触をつかんでいる。
開業から1カ月半がたち、先週の日曜は福島で厩舎の初Vを飾った。さらに阪神で2勝目と勝ち星を重ね、「それだけの馬を引き継がせてもらえたということ。結果に反映させることができて良かった」とホッとした表情を見せた。
父
グレーターロンドンは17年
安田記念(4着)でコンビを組み、なじみのある血統でもある。新進気鋭のトレーナーが軌道に乗って挑む初重賞。「ありがたい話。競馬までしっかりと管理して、力を出し切れるように持って行ければ」と気を引き締めた。
提供:デイリースポーツ