JRAは11日、藤岡康太騎手が死去したと発表した。35歳。同騎手は6日の阪神7Rで落馬、頭部と胸部を負傷。入院加療していたが、10日午後7時49分に帰らぬ人となった。
同じ競馬学校23期生だった
丸田恭介は、美浦トレセンで早すぎる死に涙をあふれさせた。丸田は「康太の活躍する姿を僕も励みにして頑張ってきた。何度も元気をもらったし、一緒の時間を競馬学校で過ごせてよかったです。本当にありがとうと言いたい。夢半ばでこういう形で終わってしまったけど、おつかれさまでしたと言いたいです。康太は影響力のある人間だったし、ずっと格好良かった。人を笑わしたり、気配りも凄くできた。こういう事故があるスポーツでギリギリを攻める騎乗も尊敬していました。あいつのためにも、これから恥ずかしくない競馬をしたい。今はゆっくりしてほしいです」と何度も言葉を詰まらせた。
スポニチ