JRAは11日、藤岡康太騎手が死去したと発表した。35歳。同騎手は6日の阪神7Rで落馬、頭部と胸部を負傷していた。元騎手で調教師・
鮫島克也氏(61)が自身のSNSを通じ、追悼した。
地方通算5054勝の成績を誇り、21年に調教師に転身した克也氏。長男・
鮫島良太、次男・克駿もともに騎手として活躍している。克駿騎手は7日の
桜花賞で、藤岡康太さんが騎乗予定だった
エトヴプレの乗り替わり、5着に入っていた。
克也氏は「藤岡康太騎手の訃報に言葉もありません。同じ騎手の息子達を持つ親として心が締めつけられる思いです」と悲痛な思いを投稿。「御冥福をお祈りします」としのんだ。
藤岡康太騎手は07年にデビューし、同年3月3日の中京1Rで初騎乗初勝利。09年
NHKマイルCの
ジョーカプチーノでG1初勝利を挙げ、昨年はG1・
マイルCSを
ナミュールで制した。通算803勝。兄の佑介は
JRA騎手、父の健一は調教師。
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