JRAに所属する
小牧太(56)が地方の令和6年第1回騎手免許を受験することが分かった。11日、
園田競馬場に
JRA交流「神鍋山特別」の
ブリリアントスピカ(牝3=畑端省)に騎乗するため参戦。エキストラを含めて兵庫県競馬では上限となる8鞍に騎乗。最終レース終了後の囲み取材を受け、
小牧太は「
地方競馬の免許をもう一度取ろうと思いました。もう願書も出しました。60歳まで乗るのが目標だったので、この園田でムチを置けたらいいなと思って」と話した。
原点といえる兵庫に戻ることを決意。そのためにはまずは1次試験(5月11日、筆記)をクリアする必要がある。
地方競馬の騎手免許試験の受験はあくまで「新規」の受験者の扱い。「勉強しているところですが、かなり難しい。もっと勉強しないことには落ちることもあります」。幾多の試練を乗り越えたレジェンドが古巣復帰へ向けて闘志を燃やす。
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小牧加矢太(息子で
JRA障害専門騎手)話は先週ぐらいに聞きました。「まだまだ乗れる」と言っていたし、僕も新しいことにチャレンジしてきましたけど、オヤジもあの年で前例のないことに挑戦できるのは凄いことだと思う。ぜひ頑張ってほしいですね。
スポニチ