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【アーリントンC】3歳マイル王への切符をかけた戦い 良血馬の初タイトル獲得に期待

  • 2024年04月13日(土) 06時35分
 かつては2月下旬に行われていたが、2018年の番組改革によってNHKマイルCの前哨戦として位置づけられ、3着馬までに同レースの優先出走権が付与されるレースとなった。18年以降の6年間で、このレースをステップNHKマイルカップへと挑んだ馬は[1-0-5-21]。前週に行われた阪神牝馬S桜花賞と同じ阪神競馬場Bコース使用のマイル戦。過去6回で逃げ切りは1度だけ。上がり3ハロン最速馬は[1-1-1-3]で傾向がつかみにくい。

 ◎シヴァースは、やや小柄ながらも京都芝1600m新馬戦優勝馬で、きさらぎ賞3着。デビュー戦は半マイル通過が50.6秒というスローペースの流れを中団インコースで待機。そのまま内ラチ沿いに抜け出して後続の追撃を封じ込めた。レースセンスが光る1戦だった。きさらぎ賞は半マイル47.8秒で、前半1000m通過60.2秒の流れを2番手追走。早めに先頭に立って逃げ込みを図ったが、ゴール前で強襲にあって3着。とはいえ勝ち馬と同タイムなら悲観する必要はなさそうだ。

 〇オフトレイルは京都競馬場芝1600m未勝利戦優勝馬で、こぶし賞優勝馬。強烈な決め手を武器とする馬で、前走のこぶし賞は京都競馬場内回り1600m戦。半マイル通過48.6秒、レースの上がり3ハロン34.3秒という逃げ、先行馬有利な流れの中、自身推定33.7秒の末脚で大外からねじ伏せた。まだ器用さに欠けるところがあって粗削りな1面があるが、それでもデビューから[2-1-1-0]は立派だ。

 ▲ジュンヴァンケットは阪神競馬場芝1600m優勝馬。経験馬相手のデビュー戦はスタートで立ち遅れてしまったが、すぐにリカバリー。最後は大外から豪快に伸びて2着以下に5馬身差。圧巻の内容でデビュー初戦を勝ちあがっている。キャリア1戦で不安もあるが、それを補っても余りある勝ちっぷりだった。

 △ワールズエンドは京都競馬場芝1600m新馬戦優勝馬。大外枠からの出走だったが半マイル通過48.9秒というスローペースを好位でキープ。最後は12.4秒、11.4秒、11.2秒という加速ラップを楽に抜け出した。負かした相手がシュガークンなら胸を張れる。

 ジュニアC2着でスプリングS4着の△チャンネルトンネルジュニアC3着でセントポーリア賞2着△ポッドテオ。強烈な決め手を持っている△ディスペランツァも無視できない。

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