「
皐月賞・G1」(14日、中山)
弥生賞ディープ記念の覇者
コスモキュランダ。初コンビを組むモレイラは、
桜花賞に続いての2週連続G1制覇がかかる。人馬ともに注目を集める中、直前の様子を
加藤士津八調教師に聞いた。
-13日朝は美浦坂路を4F62秒6-14秒6。雰囲気は。
「きのうと同じ時計ですね。ウチは(4F)63秒が普通キャンター。
リラックスしていたし、いい感じでした」
-事前発表の馬体重は前走比6キロ増。
「調教を積んできてこの数字ですからね。しっかりと負荷をかけて、増えているのはいい傾向でしょう」
-見た目にはスラッと映る。
「そうですね。まだ緩いところがありますし、これから本格化していくと思います。走り方もエコ走法と言いますか、
リラックスしていて操縦性がいい。折り合って走れるのは強みですし、のちのちはステイヤーになっていくと思います」
-最近はスタートがひと息。持ち味を生かすためにも決めたい。
「それは言えますけど、変にスタートが良過ぎて、ガチャガチャしたところに巻き込まれるよりは、じわっと出て流れに乗る形の方がかえっていいようにも思います」
-枠順は6枠12番。
「3枠より内は嫌でした。4〜7枠が欲しかったので、ここなら理想的。しかも、後入れの偶数枠を引けましたからね」
-舞台は前回と同じ中山芝2000メートル。最後に意気込みを。
「条件は合っていると思います。G1を勝つには運も必要ですが、やるべきことはやってきました。あとはジョッキーにお任せします」
提供:デイリースポーツ