「
皐月賞・G1」(14日、中山)
2番人気の
ジャスティンミラノ(牡3歳、栗東・友道)が豪快に伸びて差し切りを決め、1分57秒1(良)のレコードでG1初制覇を飾った。2着は7番人気の
コスモキュランダ、3着は3番人気の
ジャンタルマンタルだった。
勝った
ジャスティンミラノは、10日に落馬事故で亡くなった藤岡康太騎手が1週前追い切りまで調教をつけていた馬だった。戸崎圭は「康太が後押ししてくれました。康太も喜んでくれていると思う。康太、ありがとう。お疲れさまでしたと伝えたい」と目を潤ませ、涙をこらえながら、声を絞り出した。
鞍上は18年
エポカドーロ以来となる
皐月賞2勝目。「きょうも
パワーアップしていた。ダービーに向けて、さらにいい状態になってくると思う。いい騎乗ができたら」と、競馬の祭典に向けて改めて気を引き締めていた。
提供:デイリースポーツ