待望の復活Vとなるか。
ディープインパクト産駒の
ライトクオンタム(牝4、栗東・
武幸四郎厩舎)が、
福島牝馬ステークス(4歳上牝・GIII・芝1800m)で重賞2勝目を狙う。
ライトクオンタムは
父ディープインパクト、
母イルミナント、母の父
Quality Roadの血統。国内には6頭しかいない父の最終世代の1頭。母は16年の米G1ゲイムリーSを制している。
ここまで7戦2勝。昨年の
シンザン記念を制し、父に全13世代で
JRA重賞勝ち馬誕生という偉業を届けた。しかし、クラシックでは
桜花賞が8着、
オークスが17着と大敗。
リバティアイランドをはじめとする同世代のラ
イバルの引き立て役に甘んじた。それだけに早熟かと思われたが、ここ2戦は
ターコイズSが0秒5差の5着、
小倉日経オープンが0秒1差の3着と復調気配。牝馬同士の重賞なら出番があっていい。
ここの結果次第では、
ヴィクトリアマイルへの参戦が見えてくる。父の全世代
JRA・GI制覇に向けても、何とか通過点にしたい一戦となる。