「マイラーズC・G2」(21日、京都)
中心は6歳の実力馬
ソウルラッシュだ。当レースは阪神開催だった2年前にV。昨年は3着だったが、秋のマイルCSでは
ナミュールから首差の2着と力を示した。前走の
香港マイルは、香港最強マイラーの
ゴールデンシックスティなど強豪相手に4着。今年の始動戦となるが、久々でも乗り込みは入念で「体の締まりと気持ちの乗りが良くなっている」と兼武助手。春の大舞台へ向け、好発進を決めたい。
復権を期す
セリフォスにも注目。22年マイルCSの覇者で、昨年の
安田記念は2着。G1での実績は十分だ。昨秋のマイルCSは夏負けの影響で調整に順調さを欠き、香港遠征は環境の変化にうまく適応できなかったのが敗因。ここ2戦の凡走は度外視してもいい。現役屈指のマイラーとしての評価は揺るがない。
前走の
京都金杯で重賞初制覇を飾った
コレペティトールなどの4歳勢や、逃げる形ならしぶとい
トゥードジボン、前走でオープン勝ちし、引き続きルーキーの吉村とコンビを組む
ボルザコフスキーといった新興勢力にも注目だ。
提供:デイリースポーツ