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【福島牝馬S見どころ】惜敗続きに終止符コスタボニータが重賞初制覇だ

  • 2024年04月15日(月) 11時00分
 常に上位争いしているコスタボニータは立ち回りや展開ひとつで重賞を獲れるところまで来ている。福島コースは初めてだが、器用さがあって、坂の緩いコースは歓迎。ここも好勝負は可能だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■4/20(土) 福島牝馬S(4歳上・牝・GIII・福島芝1800m)

 コスタボニータ(牝5、栗東・杉山佳明厩舎)の前走・中山牝馬Sは、この馬のいつものポジションに比べると少し後ろ。逃げ、先行、好位の馬たちが掲示板の上位に多かったことを考えると位置取りの差が出た。本来はもう少し前で競馬ができる器用さがあり、小回りで坂の緩い福島は初めてだが、むしろうってつけの舞台と言える。牝馬同士のローカル重賞なら期待十分だ。鞍上は岩田望来騎手

 グランベルナデット(牝4、美浦・大竹正博厩舎)は腸炎から復帰後、なかなかいい結果が出なかったが、ようやく本来の行きっぷりを取り戻して3勝クラスを勝利。元々、忘れな草賞を勝っている実力馬。こちらも初めての福島コースとなるが、前に行ける脚があって不安はない。連勝の可能性も十分だ。鞍上は横山武史騎手

 その他、福島コースを得意としているウインピクシス(牝5、美浦・上原博之厩舎)。小柄で長距離輸送が鍵も3歳時に牝馬限定の重賞で上位争いを演じていたラリュエル(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)、シンザン記念の勝ち馬ライトクオンタム(牝4、栗東・武幸四郎厩舎)、ハイペースになった際はタガノパッション(牝6、栗東・武幸四郎厩舎)の末脚も脅威だ。発走は15時25分。

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