3戦目で一転して先行策。一戦毎の学習能力を示している
バロネッサ。以前あった粗削りな面が解消されて前走は正攻法の競馬で勝利。難なく折り合いもついたように距離延長は問題ない。ここも好レースだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/21(日)
フローラS(3歳・牝・GII・東京芝2000m)
バロネッサ(牝3、美浦・
田中博康厩舎)は3戦目でようやく初勝利を挙げたが、ゲート難が改善されて実に綺麗な競馬。牝馬らしからぬ雄大な馬格の持ち主で、前走のレースぶりから2000メートルは守備範囲。突出した馬も不在で、兄は
ホープフルSを勝った
ドゥラエレーデという良血。ここでも見劣らない。鞍上は
津村明秀騎手。
クリスマスパレード(牝3、美浦・
加藤士津八厩舎)は中山コースしか経験がないが、2000mからデビューして、前走は2200mを勝利。明らかに
オークスを意識した使い方だ。初めての東京コースとなるが、開幕週で先行有利の馬場は好都合。軽快な動きを見せており態勢も万全だ。鞍上は
石川裕紀人騎手。
その他、
京成杯2着、
皐月賞4着と好走した
アーバンシックに
百日草特別で3着がある
アドマイヤベル(牝3、美浦・
加藤征弘厩舎)、前走で重賞レースを小差と健闘した
マルコタージュ(牝3、美浦・
小島茂之厩舎)、この時期の3歳馬としては豊富なキャリアを持つ
コスモディナー(牝3、美浦・
伊藤伸一厩舎)、前走で後の
スプリングS2・3着馬に接戦した
トロピカルティー(牝3、美浦・
林徹厩舎)が虎視眈々と
オークスの優先出走権を狙う。発走は15時45分。