「マイラーズC・G2」(21日、京都)
復権へ-。
セリフォスが17日、栗東坂路で豪快リハだ。川田を背に単走で駆け上がり、4F52秒7-37秒4-12秒2をマーク。中内田師は「先週、先々週と負荷をかけているので、疲れを残さないようにサラッと」と意図を説明した。
マイルCS8着、
香港マイル7着と秋2戦は振るわなかった。ただ、マイルCSは「前半の力みがきつかった。残暑に耐えられず調整にてこずった感じもあった」と度外視できる一戦。また、香港も「状態は良かったけど敗因は洋芝。重い馬場はしんどかった」と振り返るように、2戦とも力を出し切っていない。
帰厩後はCW、坂路と入念に乗り込み、1週前には6F79秒2-10秒9の猛時計もマークした。「古馬になって仕上がりに時間を要していると思う。休み明けというのは否めないかな」。次の
安田記念(6月2日・東京)が目標なだけに前哨戦仕様は避けられないが、「充実の5歳と言えるようなパフォーマンスを見せて、次に向けての
ステップレースとして、いい内容で走れるように」と期待も込めた。反撃を誓う春初戦。G1馬の意地を見せる。
提供:デイリースポーツ