超良血馬が注目のデビュー戦だ。人気種牡馬の
ドレフォンの半妹となる
ジーティーロッソ(牝3、栗東・
矢作芳人厩舎)が、日曜福島3Rの3歳未勝利(ダ1700m)で初陣を迎える。鞍上は
古川奈穂騎手。
ジーティーロッソは
父Curlin、
母Eltimaas、母の
父Ghostzapperの血統。半兄の
ドレフォンは16年のBCス
プリントなど米G1を3勝した快足馬。現役引退後は社台SSで種牡馬となり、一昨年の
皐月賞を制した
ジオグリフを筆頭に、
ヴィブラフォンや
コンシリエーレ、
サンライズフレイムなどの活躍馬を送り出している。この血統も評価されて、22年のキーンランド・セプテンバーセールで52万5000ドルの高値となった。
3月半ばから坂路とCWを併用して乗り込まれてきた。17日の坂路最終追いは4F52秒9-1F12秒9だから、大目に見て及第点といったところ。それだけに兄と比べるのはかわいそうだが、砂上で本領発揮となることを期待したい。