23日、中山競馬場で
JRAブリーズアップセールが行われた。同セールは日本
中央競馬会(
JRA)の主催による2歳調教セール。全国のサラブレッド1歳市場で購買または日高育成牧場で生産した
JRA育成馬を、
中央競馬馬主に売却する。昨年に引き続き、通常せり+オンラインビッドによる
ハイブリッド方式での開催となった。
22日の13時から騎乗供覧、当日の9時30分に実馬展示がおこなわれ、12時から競売が開始。上場頭数は76頭で、
ルヴァンスレーヴ、
ゴールドドリーム、
アドマイヤマーズ、
モズアスコット、
ナダルなど新種牡馬の産駒も多数上場。売却頭数は76頭で、売却率は13年連続の100%となった。
最高売却価格は
トウカイライフの2022(牡、父
ナダル)の2700万円(税抜き、以下同)で、木村美惠子氏が落札した。同馬は昨年の
セントライト記念覇者
レーベンスティールの半弟にあたる血統。父
ナダルは新種牡馬で、20年のアーカンソーダービー(米G1)を制すなど4戦4勝。
そのほか新種牡馬では、
ルヴァンスレーヴ産駒の
ハートフルデイズの2022(牡)を本田恒雄氏が2400万円、
ミスターメロディ産駒の
ルミノハレブタイの2022(牝)を福盛訓之氏が1950万円で落札した。
ルージュクールの2022(牡、父
タワーオブロンドン)や、
ファービヨンドの2022(牡、父
ゴールドドリーム)がともに1650万円で落札されるなど、新種牡馬産駒を中心に高値で取引された。