今年3月の開業から注目を集める
福永祐一厩舎が、2歳戦の開幕週から始動へ。
カムイカル(牡、父
シルバーステート)が、6月2日の京都・芝1400メートルでデビューを予定していることが4月24日、分かった。
父の
シルバーステートは脚元の弱さに悩まされながらも、現役時代は全5戦に騎乗して4勝。オープンで走ることはなかったが、「未完の大器」と呼ばれて、種牡馬入りした。母の
エトピリカも自身の手綱で勝ち鞍を挙げており、縁の深い血統馬といえる。
ゲート試験合格後、現在は放牧に出ているが、福永師は「馬なりで(坂路で)53秒台が出ていたからね。お母さんは1200メートルで勝っているけど、1400メートルから使います」と楽しみにしている。
スポーツ報知