◆ウォーターリヒト(24日・堀尾)

　次週のNHKマイルC(5月5日・東京、芝1600m)へ参戦するウォーターリヒト(牡3歳、栗東・河内)は、スプリングS9着に皐月賞16着と大敗が続いている。それでも、師はガラリ一変へ意欲を示す。「(前2走は)中山のコース形態が合わなかったことが敗因じゃないかな。イレ込んだり平常心を欠いたりしたわけではないので、輸送自体は問題ない。ワンターンの東京マイルで変わり身があれば」。きさらぎ賞(2着)で見せた末脚がよみがえれば怖い。

◆ダノンマッキンリー(24日・城谷)

　ファルコンS優勝馬のダノンマッキンリー(牡3歳、栗東・藤原)がこの日、NHKマイルC(5月5日・東京、芝1600m)へ向けて栗東CWで北村友を背に1週前追い切りを行った。先週金曜(19日)は馬場入りにてこずり周囲を慌てさせたが、当時がうそのように従順に登場。5Fからリズム良く運んで64秒6-36秒8-11秒7(一杯)の好時計を記録した。現状は非常に落ち着いており、動きにも俊敏性がある。東京への輸送が控えているため油断はできないが、このゆったりとした雰囲気をキープできれば今回も好勝負になっていい。

◆キャプテンシー(24日・竹原)

　NHKマイルC(5月5日・東京、芝1600m)に出走予定のキャプテンシー(牡3歳、栗東・松永幹)がこの日、M.デムーロを背に栗東CWで6F82秒6-39秒2-12秒1を馬なりで記録。軽快なフットワークで動きには余力が十分にあり、ラストの伸び脚も上々だった。前走のニュージーランドT(2番人気)はよもやの16着に終わったが、その影響は感じられない。

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提供：デイリースポーツ