有馬記念3連覇(02〜04年)など日本でも活躍した世界的名手のオリビエ・ペリエ騎手(51)=フランス=が、25日の騎乗を最後に現役を引退することが明らかになった。英国のレーシングポスト電子版などが一斉に伝えた。
ともに何度もG1を制した
藤沢和雄元調教師は「長い間、ご苦労さまでした。本当に素晴らしい騎手でした。
シンボリクリスエスや
ゼンノロブロイをはじめ、最高のパフォーマンスをしてくれましたね。私の中では、今でも最高の騎手だと思っています」と絶賛。盟友・
武豊も自身のホームページの日記を更新。「最近あまり乗っていないなあと気になってはいましたが、いきなりの引退発表は意外で、寂しい気持ちになりました。ペリエ騎手の成功が、いまの日本の短期免許制度を軌道に乗せたと言ってもいいわけで、メジャーリーグで言えば野茂英雄さんみたいな存在」とつづり、その偉大な功績をたたえた。
提供:デイリースポーツ