いよいよ、28日に迫った香港チャンピオンズデー。香港最強中距離馬
ロマンチックウォリアー、昨年2着
プログノーシスが人気を集める「クイーンエリザベス2世C」で、穴の一角として現地記者から高評価なのは
ノースブリッジだ。
21日にシャティン競馬場へ到着し、25日の最終追いでは岩田康を背に芝コースで軽快な走りを披露。この日の朝はオールウエザーコースを1周走り、その後パドックをスクーリング。最後にゲート練習を行い、万全の調整で本番に備えた。
「日本で可能な限りの調整をして、いい形で持ってこられたので、ここではオーバーワークにならないようにだけ気をつけた」と
奥村武師。「走りの
バランスはいいし元気もある。到着した日こそナーバスな部分はあったけど、徐々に環境に慣れてきて精神面も安定している」と万全をアピールした。
雨が降り続く香港。「上がりのかかる競馬の方が得意。いい方に影響します」とトレーナーは馬場悪化を歓迎する。枠順抽選会では「内の馬場の方がいいので絶対欲しかった」(岩田康)内枠3番をゲット。激走条件はそろった。大物食いがあっても不思議ではない。
スポニチ