4月28日の東京11R・スイートピーS(芝1800メートル＝1着馬にオークス優先出走権)は、6番人気のコガネノソラが最後の直線で力強く抜け出し、未勝利戦から3連勝でオークス切符を獲得した。

　五分のスタートから道中は中団後方に待機し、4角では満を持して大外へと持ち出される。最後の直線ではギリギリまで我慢した追い出しを開始すると、グンとギアを上げ上がり3ハロン最速の34秒1を繰り出し、内で抵抗するニシノティアモ(田辺裕信騎手)を首差捕らえきった。

　石川裕紀人騎手は「調教ではまたがっていて(横山)武史や(菊沢)先生からソラを使うと話を聞いていました。早めに抜け出そうとすると周囲に気にするところがあったけど、ギリギリまで我慢して、内容としては100点の競馬だったと思う」と振り返った。

スポーツ報知