「NHKマイルC・G1」(5月5日、東京)
府中5週連続G1の開幕を告げる3歳マイル王決定戦。今年は例年以上に賞金ボーダーが高く、各路線から実力馬が顔をそろえた。
昨年の2歳女王
アスコリピチェーノの参戦に注目が集まる。無傷の3連勝で臨んだ
桜花賞で2着と初黒星を喫したが、直線入り口で接触があったことを思えば負けて強しの内容だった。「大きなダメージもなく、短期放牧を挟んで順調に来られた。いい状態です」と黒岩師の表情は明るい。
昨年の2歳王者
ジャンタルマンタルも参戦してきた。こちらも、前走の
皐月賞はスーパーレコードの3着。世代トップクラスの実力は示した。「真っ向勝負で勝ちに行ってのもの。走りには満足しています。外見上は問題ないので、整えていければ」と高野師。マイルで2度目の戴冠を狙う。
前哨戦の
ニュージーランドTを制した
エコロブルームは、G1の舞台でどんな走りを見せてくれるか。一戦ごとに地力を強化。加藤征師は「東京でもいい勝ち方をしている。良馬場の方がもっとはじける」と2強ムードに待ったをかける。
アーリントンCを制した
ディスペランツァ、
シンザン記念覇者
ノーブルロジャーの吉岡勢2頭もV候補。
ファルコンS勝ち
ダノンマッキンリー、サウジアラビアRC覇者
ゴンバデカーブース、
ニュージーランドT2着
ボンドガールもV獲りへ虎視たんたん。
提供:デイリースポーツ