◆第72回
京都新聞杯・G2(5月4日、京都・芝2200メートル)
勝てば賞金的に
日本ダービー出走への扉が開かれる
京都新聞杯。今年も素質豊かな面々がそろった。なかでも狙いたいのは
インザモーメント(牡3歳、栗東・
田中克典厩舎、父
キズナ)。
きさらぎ賞では勝ち馬とタイム差なしの4着。1勝クラスの前走、
アザレア賞は力の違いを示して2着馬に2馬身半差の完勝だった。使いながら着実に力をつけてきている印象がある。
ここまでの5戦中、4戦に騎乗している鮫島駿騎手も「前走は内容にこだわって乗りましたが、強い競馬でした。重賞でもやれると思いますし、いいイメージで臨めます」と評価する一頭。父
キズナは13年のこのレースを制して、
日本ダービーも優勝した。偉大な父のあとを追いかける。(山下 優)
スポーツ報知