またまたレジェンドらしい珍記録なるか。
武豊騎手が
キープカルム(牡3、栗東・
中竹和也厩舎)で、
京都新聞杯(3歳・GII・芝2200m)の3元号制覇を狙う。
武豊騎手はこれまで
京都新聞杯に28回参戦。初参戦の87年(昭和62年)に
レオテンザンであっさりと初制覇を果たした。その後、96年(平成8年)に
ダンスインザダーク、98年(平成10年)に
スペシャルウィーク、99年(平成11年)に
アドマイヤベガと錚々たる名馬で勝利。00年に春開催となって以降、しばらくは善戦止まりだったが、11年(平成23年)に
クレスコグランド、13年(平成25年)に
キズナで制し、歴代最多の6勝を挙げている。
今年は
キープカルムとの初コンビで挑む。前走で1勝クラスを卒業したばかりだが、昨年の京都2歳Sで0秒1差5着の実績あり。相手なりに走れるイメージなので、重賞でも勝ち負けになっていい。
キズナと同じ前田晋二オーナーの所有馬というのも注目ポイントだ。
勝てば
菊花賞、
大阪杯に続く、重賞では3レース目の3元号制覇となる。自身の同一GI最長ブランクVがかかる日曜の
NHKマイルCはもちろん、土曜重賞でもレジェンドから目が離せない。