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京都新聞杯・G2」(4日、京都)
残された席はあとわずか。収得賞金400万円のべラジオボンドがダービー(26日・東京)出走を確定させるには、『勝利』が絶対条件となる。
上村師は「まだ心身ともに幼さを残していて、教えることはたくさんある状況。でも、ダービーを考えると結果を残さないと。2着だと微妙な状況。勝利が欲しいところですね」と“ラストチャンス”へ力を込める。
前走の
毎日杯3着は重馬場に泣いた。課題の発馬を決めてレースの流れには乗ったが、肝心なところで進みが悪く、十分に能力を発揮できなかった。秘める能力はある。だからこそ、指揮官は良馬場でのレースを望む。「今の京都の、時計の速い芝は合う。前走はあの馬場でも力も示してくれた。今週の追い切りも時計、動きともに良かったので」と巻き返しへ自信をのぞかせる。
同じ『べラジオ』の冠を持つ厩舎の先輩べラジオオペラは、昨年のダービーで勝った
タスティエーラから首+鼻+鼻差の4着と悔し涙を流した。兄貴分の雪辱を果たすためにも、Vゴールを決めて東上切符をつかみ取る。
提供:デイリースポーツ