名牝ブエナビスタを母に持つアルタビスタ(牝4、栗東・松永幹夫厩舎)が、日曜新潟9Rの咲花特別(4歳上・2勝クラス・ダ1800m)で連勝を狙う。

　アルタビスタは父ロードカナロア、母ブエナビスタ、母の父スペシャルウィークの血統。母は09年の牝馬2冠など、GIを6勝した名牝。祖母のビワハイジは95年の阪神3歳牝馬Sの覇者。母のきょうだいにはジョワドヴィーヴル、アドマイヤオーラ、アドマイヤジャパン、サングレアル、トーセンレーヴと重賞勝ち馬が並ぶ。

　ここまで8戦2勝。デビューから注目を集めたが、初勝利には4戦を要した。1勝クラスでも10着、14着、9着と壁に当たっていたが、ダート転向2戦目の前走でガラリ一変。番手から渋太く押し切って、待望の2勝目を手にした。

　これまでの2勝は4月10日に亡くなった藤岡康太騎手の手綱だった。今回は斎藤新騎手との初コンビ。天国の盟友も喜ぶような走りを見せてほしい。