魅力たっぷりの米国産馬2頭出しだ。日曜京都12Rの4歳上1勝クラス(ダ1400m)に、
矢作芳人厩舎が
モズアカボス(牡4)と
メリタテス(牝4)を送り込む。
モズアカボスは父
Quality Road、母India、母の
父ヘネシーの血統。半兄の
モズアスコットは芝ダートの両方でGIを制し、種牡馬として活躍中だ。昨年1月の新馬でデビュー勝ち。昇級後は秒単位の敗戦が続いていたが、今年になってからは0秒8差の6着、0秒7差の3着と善戦を続けている。今回は
田口貫太騎手との初タッグ。1kg減も味方に待望の2勝目を狙う。
もう1頭の
メリタテスは父
American Pharoah、
母Gem Gem、母の
父Tapitの血統。伯母の
Careless Jewelは09年の米G1アラバマSの覇者。いとこの
リフレイムは
JRAで6勝した活躍馬で、個性派として注目を集めた。現級で2着と3着の実績があり、前走も0秒5差の4着。引き続き厩舎所属の
古川奈穂騎手とのコンビで勝利を目指す。
日曜は
ケンタッキーダービーに
フォーエバーヤングが出走する矢作厩舎。日本でも10頭の大攻勢だが、トリを務める米国産馬2頭にも大いに注目したい。