10日から16日までは愛鳥週間である。野鳥保護思想普及のため、鳥類保護連絡協議会が1957年に定めたもの。バードウイークとも呼ばれ、「全国野鳥保護のつどい」では、野生生物の保護に顕著な功績に対して「野生生物保護功労者表彰」の式典が行われている。
競馬界において鳥に由来する馬名で活躍した馬といえば、11年の
ヴィクトリアマイル覇者でもある
アパパネが有名だ。馬名の意味由来は「ハワイに生息する赤い鳥の名前」。金子真人オーナーの所有馬らしく、
キングカメハメハや
マカヒキと同じく、ハワイに関連するネーミングだった。
実は
アパパネは産駒も鳥に由来する馬名が多い。21年の
秋華賞を制し、母娘GI制覇を果たした
アカイトリノムスメは「赤い鳥(
アパパネ)の娘」という、そのままズバリのネーミング。さらに現3歳は
バードウォッチャー。現2歳の
アマキヒの由来は「ハワイに生息する鳥名」となっている。
アパパネの一族は、娘の
アカイトリノムスメや
アスパルディーコを通じ、どんどん枝葉を広げていくはずで、それぞれの産駒にはどんな名前が付くのかも気になるところ。また前述の
バードウォッチャーは、日曜東京6R・3歳1勝クラスに出走を予定している。かつて母が勝利したGIの日に勝ち星を挙げることはできるか、その走りも見守りたい。